2019.06.14

第52回大会 アンケート結果

第52回大会 アンケート結果をご報告いたします。
アンケート結果は、ダウンロードの上、ご覧ください。【0607】第52回大会 アンケート結果.pdf

回答数:日本語92/英語20
【アンケート項目】

Q1.回答者の属性
Q2.あなたはどれで発表をされましたか?
Q3.本大会ではシンポジウム/Oral Presentationを行いました。その数についてお聞きします。
Q4.シンポジウムについてお聞きします.特に内容が優れていたと思われたものがあれば挙げてください。
Q5.口頭発表/Oral Presentationについてお聞きします。
①発表時間について
②口頭発表について
Q6.ポスターの配置、時間は、いかがでしたか?
Q7.英語での発表については、いかがでしたか?
Q8.研究者間の交流環境は十分サポートされていましたか?
Q9.Web abstract bookは、いかがでしたか?
Q10.その他の要望やご意見(会場アクセス、プログラム全般、会場運営、その他)がありましたらご記入ください。

以下は、次期大会についての要望をお聞きします。
Q11.学会の時間に関して
Q12.招待講演者、Symposium講演者に関して
Q13.Symposiumに関して(複数回答可)
Q14.Web abstract bookに関して
アンケート結果は、ダウンロードの上、ご覧ください。【0607】第52回大会 アンケート結果.pdf

回答数:日本語92/英語20
2019.06.07

秋季シンポジウム2018 アンケート結果

(回答数:26)
Q1. 講演発表者の選考法について(①~③)①参加者/発表者を発生生物学会会員に呼びかけて公募で募集した。
Q2. 講演発表者の選考法について(①~③)②秋季シンポ実行委員会の推薦により、招待講演者を選出した。
Q3. 講演発表者の選考法について(①~③)③発表者はポスター発表者と口頭発表者の2種類とした。
Q4. 発表内容は萌芽的な研究を中心とした未発表のデータを推奨し、closedな会とした。
Q5. 交通費、宿泊費:発生生物学会会員は基本的には手弁当、非会員には旅費支給
Q6. プログラム編成・内容に関して:シンポジウム日数、発表時間など
Q7. 次期(2020年)の秋季シンポの開催に関して
Q8. その他:時期、場所(基生研、遺伝研、理研など)、食事、ホストの労力、宿泊手配、クレーム対応など何でもご記入ください。
Q9. 特別企画"次の10年間の発生生物学の潮流を考える""若手のキャリアパスについて"を企画した。

Q1. 講演発表者の選考法について(①〜③)①参加者/発表者を発生生物学会会員に呼びかけて公募で募集した。

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
23
88.5
2
普通
2
7.7
3
改善した方が良い
0
0
4
その他(ご意見欄に記入ください)
1
3.8
ご意見

1.参加者のほとんどが開催地の基生研の人だったので、バイアスがかかっていたと思います。おそらく対象としているひとたちの年齢からいって家族の都合で3連休開催だと人が集まりにくいのだと思います。
2.普段まとめて聞くことができないTalkを多く聞くことができて良かった。
3.今回はこの方法でとても良かったと思うし、また次回は違うやり方でも良いのだろうと思います

Q2. 講演発表者の選考法について(①〜③)②秋季シンポ実行委員会の推薦により、招待講演者を選出した。

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
23
88.5
2
普通
2
7.7
3
改善した方が良い
0
0
4
その他(ご意見欄に記入ください)
1
3.8
ご意見

1.さまざまな分野の人の話しを聞けてよかった。
2.招待講演者の講演は大変勉強になった。今後も続けて欲しい。
3.招待講演者の話も興味深いものが多くよかったと思う。一方、人数が結構多く、これが前例になって今後シンポジウムで毎回この人数を招待することを目指すようなことになるとクオリティが下がりそう、と思った。クオリティが下がりそうなら発生学会員の発表を増やしたほうがよい。
4.発生学会員に限らず、新しい手法や考え方に触れる機会が得られて良かった。
5.招待講演者は一度お話を聞いてみたい方々だったのでとても嬉しかった。
6.実行委員の方々の興味・見識が広いおかげで、様々な分野の方々の招待講演を聞くことができて、素晴らしかったと思う。
7.今回はこの方法でとても良かったと思うし、また次回は違うやり方でも良いのだろうと思います

Q3. 講演発表者の選考法について(①〜③)③発表者はポスター発表者と口頭発表者の2種類とした。

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
22
84.6
2
普通
3
11.5
3
改善した方が良い
0
0
4
その他(ご意見欄に記入ください)
1
3.8
ご意見

1.折角参加したのにポスター発表だけではもったいなかった。半分の時間でも良いので、口頭発表されると良かった。
2.今回はこの方法でとても良かったと思うし、また次回は違うやり方でも良いのだろうと思います

Q4. 発表内容は萌芽的な研究を中心とした未発表のデータを推奨し、closedな会とした。

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
24
92.3
2
普通
1
3.8
3
悪い
0
0
4
その他(ご意見欄に記入ください)
1
3.8
ご意見

1.発表者の何割かの人が今後の10年の方向を語ったのはよかったし、それをあまり語らなかった何割かの人も彼らの価値観で発表されたと思うので、多様性があってよかったと思う。それよりは、質問の方が今後の10年と関係するような内容が少なかったように感じた。それを推奨するような仕掛けが何かできたらよかったかもしれない。
2.議論も盛り上がり良かった。
3.今回のような発表形式に加えて、プロジェクトがたくさん動いているような大きいラボであれば、一つの時間枠内でPIが大まかな流れを紹介して、学生・ポスドクさんが自分の研究を紹介するという形式を許してもよいかなとも思いました。
4.今回はこの方法でとても良かったと思うし、また次回は違うやり方でも良いのだろうと思います

Q5. 交通費、宿泊費:発生生物学会会員は基本的には手弁当、非会員には旅費支給

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
19
73.1
2
普通
6
23.1
3
悪い
1
3.8
4
その他(ご意見欄に記入ください)
0
0
ご意見

1.参加者のほとんどが開催地の基生研の人だったので、バイアスがかかっていたと思います。おそらく対象としているひとたちの年齢からいって家族の都合で3連休開催だと人が集まりにくいのだと思います。
2.普段まとめて聞くことができないTalkを多く聞くことができて良かった。
3.今回はこの方法でとても良かったと思うし、また次回は違うやり方でも良いのだろうと思います

Q6. プログラム編成・内容に関して:シンポジウム日数、発表時間など

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
23
88.5
2
普通
1
3.8
3
改善した方が良い
1
3.8
4
その他(ご意見欄に記入ください)
1
3.8
ご意見

1.もう少し一人の発表が短く、ポスターの時間は今回と同様に長めにとると良いと思いました。ポスターの時間を分けて(2度程度)にしてもらうと気持ちをリセットできて良いのではと思います。
3日開催にすると、後半やはり疲れてしまいます。それから、初日と最終日が必ず減ります。2日開催で集中的にやったほうが良いのではと思います。
2.最終日は午前中で終了しても良かった。ポスターの時間はやや長かった。短い時間で二つにわけるなどでも良いかも。
3.ポスターは朝9時からで最初は起きれると思っていなかったが、前日のFTや懇親会で興味を持った方々の話を詳細に聞きたいというモチベーションで起きることができた。
4.ポスター発表者だが、ポスターが長すぎた印象。ポスターの時間帯が終わって会場に来ている人もおり、時間帯も考えて欲しい気もする。
5.ポスター発表は時間の余裕があり大変良かったと思う。特に偶数・奇数を指定しない時間を1時間用意したのは、発表者にとっても良かったのではないかと思う。
6.ポスター発表が3部制で、発表者も自由に聞ける時間が確保されているのが良かった。他の学会でも取り入れられればと思える試みだった。

Q7. 次期(2020年)の秋季シンポの開催に関して

1.ぜひ次回も開催していただきたいです。
2.ぜひ開催してください。実行委員の選定は立候補が理想的だと思います。次に、前期の秋季シンポ実行委員長が推薦するのがいいかと思います。
3.定期的な開催が望ましいが、特定の方に負担が偏らないような実行委員の選び方になると良いと思います。
4.来年度もやって頂きたい。
5.いろいろな筋からの自薦、他薦があってよいと思う。会長、運営委員、前回実行委員(長)、あるいは学会員が、勝手に活動して候補者を探せばいいと思う。ただし、情報を管理システムはないと大変な齟齬が起きそう(候補者が見つかるたびにその情報を一元的に管理する人とか)。
6.テーマを公募で募ってはいかがでしょうか?テーマによってやる、やらないが大きく左右されると思います。
7.今回のように実行委員の主体性が強く発揮されると大変良いと思います。
8.2020年にぜひやっていただきたい。
9.特になし
10.時期は2020の間違い?会長と今回の運営委員が相談して決め方を決めるのが良いと思います。
11.非常に良い会だったので、来年も開催を望みます。

Q8. その他:時期、場所(基生研、遺伝研、理研など)、食事、ホストの労力、宿泊手配、クレーム対応など何でもご記入ください。

1. ホストの方々、お疲れ様でした。
2. 最終日は午前中までとしていただいた方がよかったように思いました。 遠くから来た方など早々に帰られたりして聞いている人数も少なかったように思います。
3. 今回の岡崎のように会場の付近に宿泊施設などがある場所が良いと思います。
徒歩圏内に二次会会場があったのも良かったと思います。
4. 楽しかったですが、3連休丸々はチョットしんどかったです。
5. 準備・運営お疲れさまでした。近い世代の研究者の研究に触れ大変刺激になりました。ありがとうございました。
6. 秋の3連休しかも分子生物学会の直前での開催は、残念ながら会員の足を遠のかせた原因となっていたように感じます。実際に私の周りでは家庭の事情などで参加を見送った優秀な会員が少なくありませんでした。秋にこだわる必要性は全く無いと思うので、もっと会員が参加しやすい日程を優先して考えるべきです。場所については全国の会員が集まりやすい場所で良かったと思います。
7. 三連休は避けて欲しかった...
8. 場所は便利なところがよい。時期は3連休はできれば避けてほしかった。
9. 場所として新幹線の止まる駅の近くがいいです。
10.連休を全部というのは少し厳しい。
11.3連休に完全に重ねたのは良くなかった思う。疲れを引きずったまま月曜日が来てしまっている。また紅葉のベストな週末だっただろうと思うが観に行けなかった。
12.特になし
13.すごくよく準備されていて、滞りなしに会が進められていて、とても良かったです。参加者の規模もちょうどいいと思いました。実行委員の方々、事務局の方、本当にお疲れ様でした。
14.連休中の開催ということもあったのかもしれないが、もう少し多くの学会員からの参加があると良かったかと思う。今回は、現在の流行りの分野の最先端を興味深く拝聴し、大変な刺激を受けたが、それ以外の分野の研究者が、それぞれの分野の現在・未来をどう見ているのかについても知りたいと思った。
15.この時期にやるのであれば、分生に完全にくっつけてしまったほうが参加しやすい人が増えたかもしれないと思いました。
16.基生研や遺伝研やCDBなら安定した運営が見込め、また少しでも異なる地域での開催を考えることは裾野を広げたり維持する意義があるわけですので、次回の運営委員がその時の社会状況を見渡して、より良いと思う方針を立て、場所きめすれば良いと思います。特に2020年であれば、東京オリンピックに関連付けた各種イベントのために一年を通して日本中でさまざまな催しが開催されている可能性があり、ホテルの確保の難しさなど、いまからは予想がつきにくいことが多いと思われますので。
17.学生の参加が少ない点が気になった。学生の参加を積極的に促す仕組みが必要と感じた。
18.シンポジウムの企画お疲れ様でした。発表(口頭・ポスター)の時間は十分でしたが、強いて言えば夜の討論会の時間がもう少し長く取れれば良かったかと思います(会場の都合で無理だったのは承知しています)。また機会があれば参加させていただきます。
19.ホスト(若手)の負担をできるだけ軽減させるべきです。

Q9. 特別企画"次の10年間の発生生物学の潮流を考える""若手のキャリアパスについて"を企画した。

No.
選択肢
投票数
投票率
1
良かった
10
83.4
2
普通
1
8.3
3
悪かった
0
0
4
その他(ご意見欄に記入ください)
1
8.3
ご意見

1. 正直、日本の生物学研究が遅れている?変化が海外の研究と比べて遅いことがわかりました。これから海外の研究に追随するのか?新たな日本発の研究分野を開拓すべきか?二者択一と言うものではないでしょうが、今後をしっかり考えるとても良い機会でした。
2. 企画者の負担は増えるかとは思いますが、より参加型の企画にするのであれば、事前に参加者にアンケートを実施しておけばよかったのかもしれません。
3. 鈴木さんと竹本さんの貴重なご経験話を聞かせていただいて、大変ありがたいと思いました。しかし、若手をサポートする案として提案された発生学会における賞(優秀賞など)に関して、賞の授与は行わない、とのポリシーがあるようでした。その理由は明らかにされていませんでしたが、昔に決まったことをそのまま引き継ぐことが最善の策とも思えません。それこそ、発生生物学だけでなく、時世の潮流を考え、若手であろうが若手でない研究者であろうが、多くの研究者が安心して研究に専念できるようにするために何ができるのか、学会として、発想の転換が必要かもしれないと思いました。
4. 若くしてテニュアを取ることのできたシニアの先生方と現在の若手との意見の違いが顕著だった。
5. 若手賞を設けること関して。今回の意見交換会では、何も知らない若造の跳ね上がり(若手の切実な要望)を、歴史を知るベテラン(訳知り顔の頑固者)が、教え諭す(一蹴する)形となった。発生生物学会は、数百年も続く歴史ある会ではなく、たかだか数十年の若い会である。若手とベテランが、お互いに歩み寄り、議論を重ねて、他の学会にはない新しい形の賞を模索すると良いだろう。例えば、賞ハンター以外の地道な研究を評価するために、過去5~10年間に自分が学会で発表したポスターを貼って進捗・変遷を説明し、それを評価するなど。
6. キャリアパスの具体例を聴けたのは良かったと思います。お酒が入って饒舌になる方もいらっしゃったのも本音に近いことが聴けて良かったです。ただ、会場の都合で最後駆け足になったのが残念でした。また、もう少しつっこんだ質疑応答ができたら良かったかとも思います。次回同様の企画をされるのでしたら、もう少し長く時間を取れれば良いかと思い ます。たとえば、・夕食を食べながらスタートする・参加者全員でなくても良いので、できるだけ多くの人に、一人5分くらいで自分の考えるキャリアパスについて語ってもらう・もしくは意見交換の時に参加者全員が順にコメントするようにするなど、いかがでしょうか。
7. 若手のキャリアパスの昨今の難しい現状に対して、発表者の裏話だけでなくシニアな方々の本音を聞くことができて有意義でした。重要な問題だと思うので、秋季シンポジウムだけでなく、本大会でも同様の企画を開催したら良いと思います。
8. 企画自体はよいと思いますし、準備された方々の苦労に感謝しております。一方、"10年"という期間がよかったのかどうかは再考の余地があると思います。何人かの方の指摘にもあったし、鈴木さんのプレゼン内容もそうですが、10年だと、目下の自分の研究をコツコツやるか、そこにトレンドを意識したテイストにするか、という内容にならざるを得ません。つまり、現在からの大きな飛躍は望めません。一方で、もし20-30年ということにしたら話は別です。今から20-30年前の状況を想像するに、遺伝学全盛の時代から、現在普通になっている数理モデリング、RNA-seq、genome editing、代謝、メカノ、各種オミックス解析、高度なイメージング、非モデル生物、はたまた宇宙・極限生物学などを予想できた人は少なかったのではないかと思います。私はそういうことを話し合う場なのかと思っていましたが、10という数字が独り歩きした感があり、その点では不満は残りました。
9. 公募にアプライする大変さや具体的なポイントを知ることができて良かった。
10.難しいかもしれませんが、普段人事する側からの話があっても面白いと思いました。
11.実体験に基づくお話や提言を聞けたことは大変役に立ちました。今後も同様の機会があると良いと思います。
12.個人的には大変面白く参加させていただきましたが、もっと色々なキャリアパスについて話題提供できる方の発表も聞きたかったです。
2019.04.19

江口吾朗・元発生生物学会長を偲ぶ

(日本の発生生物学会の二人の巨匠、江口吾朗(左)・岡田節人(右)の両元学会長、撮影: 阿形清和)
江口さんは岡田節人氏とともに日本の発生生物学会、ひいては日本のサイエンス界を牽引した巨星だった。名大の院生時代に師匠の佐藤忠雄氏から<イモリのレンズ再生>を研究テーマとして与えられ、それを生涯の研究テーマとした(佐藤忠雄氏は留学先のドイツのシュペーマンから<イモリのレンズ再生>を研究テーマとしてもらった)。熊本大学の学長になってからもイモリのレンズの摘出手術を続け、1匹のイモリを30年以上18回にわたりレンズを再生させることに成功している。<イモリのレンズ再生>に生涯を賭けた成果と言える。
Regenerative capacity in newts is not altered by repeated regeneration and ageing.
Eguchi G, Eguchi Y, Nakamura K, Yadav MC, Millan JL, Tsonis PA.
Nat Commun. 2011 Jul 12;2:384.

しかし、多くの科学者は<黒い色素細胞>が<透明なレンズ細胞>になるはずがないと心の中で思っており、眼の虹彩にはレンズの種の細胞が潜んでいるに違いないと思っていた。そんな風潮を払拭したのが江口さんだった。京大時代に岡田節人氏と組んで、単一の色素上皮細胞から培養条件下でレンズ細胞になることを証明し、<色素上皮細胞のレンズ細胞への分化転換>は世界が着目する研究テーマへと変貌を遂げていく。
Differentiation of lens-like structures from newt iris epithelial cells in vitro.
Eguchi G, Abe SI, Watanabe K.
Proc Natl Acad Sci U S A. 1974 Dec;71(12):5052-6.

さらに、自然界では背側の虹彩上皮からしかレンズを再生しないのに、発がん物質処理や細胞培養によって、虹彩上皮の色素上皮細胞ならどの部分の細胞であってもレンズ細胞への分化転換能力をあることを示し、ひいてはニワトリやヒトであっても眼の色素上皮細胞はレンズ細胞へ分化転換能力を保持していることを示した。
A unique aged human retinal pigmented epithelial cell line useful for studying lens differentiation in vitro.
Tsonis PA, Jang W, Del Rio-Tsonis K, Eguchi G.
Int J Dev Biol. 2001 Sep;45(5-6):753-8.

江口さんの学会への貢献は、何と言っても、学会長だった時に、発生生物学会の学会誌DGDを商業出版へと転換することを決定し、DGDの赤字経営によって破産寸前だった学会をレスキューしたことだ。多分、多くの学会員はこの決定の重要性を認識していないと思うが、この江口会長の決定がなければ、DGDひいては発生生物学会そのものが存続されていなかった。<俺がDGDそして学会をレスキューした>、それは江口さんの口癖であった。

江口元会長のご冥福を祈りたい。
阿形清和(前発生生物学会会長、基礎生物学研究所・所長)
2019.03.01

2019年1月 運営委員会 議事録

日時:2019年1月26日(土)午後1時30分~午後5時40分
場所:基礎生物学研究所 会議室
1.出席者
2.会長挨拶(上野会長)
3.報告事項
(ア)DGD編集主幹からの報告(仲村編集主幹)
(イ)事務局からの報告(佐々木副幹事長)
(ウ)2019年・第52回大会(大阪)準備委員会からの報告(西田)
(エ)2020年・第53回大会(大阪)準備委員会からの報告(中村)
(オ)日独合同ミーティングからの報告(森本幹事長)
(カ)生物科学学会連合より報告(丹羽)
(キ)キャリアパス委員より報告(林(良))
(ク)教員研修についての報告(森本幹事長)
(ケ)ISDB2021について(上野会長)
(コ)一般社団法人取得について(藤森)
(サ)その他

3.審議事項
(ア)2018年(平成30年)決算報告(佐々木副幹事長)
(イ)2019年(平成31年)予算案(佐々木副幹事長)
(ウ)夏季シンポジウム開催について(阿形)
(エ)2021年の年会開催場所について(上野会長)
(オ)巡回展「卵からはじまる形作り」開催申し合わせ(案)について(上野会長)
(カ)学会HP質問コーナーについて(上野会長)
(キ)DGD次期編集主幹について(上野会長
(ク)一般社団法人化における役割分担について(上野会長)
(ケ)その他

1.出席者
2.会長挨拶(上野会長)
・法人化に伴い運営委員の任期が5月16日まで延長された。
・2019年の5月16日以降の体制について報告があった。
・一般社団法人取得後には、各委員会化を目指したい。

3.報告事項
(ア)DGD編集主幹からの報告(仲村編集主幹)
・出版状況について報告があった。61巻2 号まで編集終了。
・2017 年の投稿数112 (2017年の投稿数136、2016年は104)accept 論文:47 (うち29 はinvited)。
・originalを出したときはぜひ、総説を書くよう進めていただきたい。
・DGD論文の引用をお願いします。
・上野会長が始めた「私とDGD」は好評です。関係者に書くことをぜひ勧めて下さい。
・次回の運営委員会(編集委員会)で外国人の編集委員を推薦してもらう。
・定期的にオープンアクセスをすることでIFを伸ばしていく。
・著者№(オーキッド№)でログインができるようにしてほしい。


(イ)事務局からの報告(佐々木副幹事長)
・会員数の報告
会費納入状況
未納状況
* 2年間未納の会員は12/31付けで除名処分
* クレジット決済利用者  236件(国内)、30件(海外) 合計266件(前年241件)

・岡田基金第10回日独若手ミーティング派遣助成に3件の応募があり、採択とした。申請者:仝由悦会員、羽田優花会員、間瀬俊会員
・2017/01/23 第36回日本糖質学会年会の後援を行った。
・2019/01/16 赤川公認会計士による会計監査を行った。
・秋季シンポジウム 報告
参加者:47名(発表者36名、パネリスト11名)、学会から旅費支援を含め167,831円の補助を行った。
・第52回大会に参加する学生会員の年会費を免除する。(4月5日までに入会した場合のみ)
※科研費で補助をする場合は、DGDへの投稿をお願いしたい。

(ウ)2019年・第52回大会(大阪)準備委員会からの報告(西田)
・2019/5/14~17、大阪国際交流センター(大阪市天王寺区)で開催する。
・Plenary  Eric Wieschaus先生,、Nicolas Plachta先生、シンポジウム6テーマ、口頭発表9テーマ(90演題)、サテライトワークショップ2テーマ、ポスター発表を企画している。
・1月28日締め切りで演題登録受付なので奮って登録をしてほしい。
・学生のための特別企画― 教授ポスターストリートを企画する。

(エ)2020年・第53回大会(大阪)準備委員会からの報告(中村)
・2020/5/19~22、熊本城ホール(熊本市・建設中)で開催予定。
・Plenaryは1名決定、もう1名は検討中。
・口頭発表3会場、ポスター会場、Plenaryだけ多目的ホールを利用予定。

(オ)日独合同若手ミーティングからの報告(上野会長)
・2018/10/11~13、GfEのSummer Schoolに合流する形でドイツのミュンヘン郊外のSchloss Reisenburg にある古城にて開催した。
・上記に加えて10/10にトゥービンゲンでWorkshopを開催した。
・学振の二国間交流セミナー助成を獲得し、参加者の旅費を補助した。
・2019/5/13.14に京都大学時計台記念館において第2回日独合同若手ミーティングを開催する。ドイツから12~15名、日本から20~30名を公募する。テーマは、「Self-organization in in vivo and in vitro」。

(カ)生物科学学会連合より報告(丹羽)
・第18回定例会議(2018年10月開催)が開催された。
・平成31年度、32年度の時期会長として小林武彦先生が当選された。
・2020年長崎で開催される国際生物学オリンピックが準備されている。
・生科連公開シンポジウム「持続可能な社会を目指して生物科学は何ができるのか」~生物科学系学会のあり方を考える~に上野会長が参加・発表を行った。

(キ)キャリアパス委員より報告(林(良))
・第52回大会(大阪)は、キャリアパスをメインにしたランチョンセミナーを予定している。
・大規模な民間企業、行政、中小規模の民間企業の方をパネリストに招いて、ランチョンセミナー企画を進めている。

(ク)教員研修についての報告(森本幹事長)
・理研CDBに9/29に高校生物教職員のための発生生物学実践講座(16名参加)、12/24に高校生のための発生生物学実習講座(生徒25名・教員14名参加)を開催した。
・社会的活動を開催する場合、学会からのサポートが可能なので、共催を検討してほしい。

(ケ)ISDB2021について(上野会長)
・カナダのバンクーバーで開催予定であったが、2021年10月17日~21日、ポルトガルで開催することになった。

(コ)一般社団法人取得について(藤森)
・規定第3章(会費金額)に「会費未納入により、会員資格を失った会員が再び入会するには、未納入分の会費を全額納入しなければならない。」を追記する。
・一般社団法人の取得スケジュールが報告され、書類提出や書類作成に協力をお願いしたい。
・監事に赤川公認会計士が就任されることが確認された。

(シ)その他
・一般社団法人取得後、公益社団法人化(総務省への報告や寄付が義務化される)に向けて数年かけて検討をしていく。


3.審議事項
(ア)2018年(平成30年)決算報告(佐々木副幹事長)
・事務局副幹事長より提出された決算書が承認された。

(イ)2019年(平成31年)予算案(佐々木副幹事長)
・事務局副幹事長より提出された予算案で承認された。

(ウ)夏季シンポジウム開催について(阿形)
・9月2日~4日、栃木県日光の日本両棲類研究所で開催をすることが承認された。
・オーガナイザーを守野孔明会員(筑波大学)が担当、現地担当として阿形運営委員が補助をする。
・交通の便が悪いので、貸切バスを学会負担で手配したい。

(エ)2021年の年会開催場所について(上野会長)
・北海道で中川真一運営委員を大会長として開催することが承認された。
・学会のすそ野を拡げれるように開催内容(会場数を減らす、発表形式の限定、発表言語など)について検討していく。

(オ)巡回展「卵からはじまる形作り」開催申し合わせ(案)について(上野会長)
・上野会長から提出された巡回展「卵からはじまる形作り」開催申し合わせ(案)について、「展示物」を「デジタルデータなど」に変更し、関係各所に承認いただいたうえで書類作成を進めていくことが承認された。
・科博展示に使用されたスクリーンを事務局で管理できるか、確認を行う。(大きさなど)

(カ)学会HP質問コーナーについて(上野会長)
・埼玉県立大宮高等学校の先生から質問があったが、現段階では、学会HPに質問コーナーを設けないことが承認された。

(キ)DGD次期編集主幹について(上野会長)
・次期編集主幹の役割(専任の方を探すか、Wileyの協力のもと若手を探すか)について、今後も検討していく。

(ク)一般社団法人化における役割分担について(上野会長)
・法人化に伴い、委員会を整備し、各担当者(=理事、または担当者)を決めていくことが承認された。

(ケ)その他
・特になし
2019.01.04

ニュースレター1月号(2019)

IITKの会場入り口
会場となったオーディトリウム
https://www.youtube.com/watch?v=WtGdRuSuaMU
珍しい野外でのポスター発表