2021.07.20

おすすめの教科書・書籍1〜5

発生生物学および関連分野の知識を学ぶのにおすすめの教科書を紹介します。

1. Scott F. Gilbert 「ギルバート発生生物学」
発生を一から学ぶには、発生分野の最新情報を日本語で分かりやすく解説している本書がベストです!(太田訓正) 

2. Thomas W. Sadler 「ラングマン人体発生学」
人体がどうやってできてきるのか、発生の時系列に沿って解説されているのでイメージしやすい!先天異常や分子発生学的知見も交えて発生学を学べます。(入江直樹)

3. Toby A. Appel 「アカデミー論争・革命前後のパリを揺がせたナチュラリストたち」
動物の形は全動物に共通する原型を変形させるだけですべて説明できる?それとも機能的決められている?未来の科学を知る私達でも答えるのが難しい古典論争。いろいろと考えさせてくれる。(入江直樹)

4. ① Herman J. C. Berendsen 「データ・誤差解析の基礎」
 ② John R. Taylor 「計測における誤差解析入門」
どちらも誤差解析の標準的な入門書です。データに含まれる誤差の分類や伝搬などを取り扱っています。(杉村薫

5. 砂川重信 「エネルギーの物理学」
対話形式で物理学のエッセンスを解説。第1章と第2章は数式が少なめで、発生生物学研究者にも読みやすいです。(杉村薫


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