(2011.11.04)

「わかってもらってナンボ!」
〜大会長からのメッセージ〜

第45回日本発生生物学会(JSDB)
/第64回日本細胞生物学会(JSCB)
合同大会大会長
高橋淑子(奈良先端科学技術大学院大学)

大会会期:2012年5月28日〜31日(28日はDayゼロ)
大会場所:神戸国際会議場、神戸商工会議所
http://www.aeplan.co.jp/jsdb-jscb2012/


 おびただしい数のジャーナルや論文チェックに追われる日々。「学会でオモロイこと見つけたろぉ!」と、普段は勉強しない分野のシンポジウムに意気揚々と参加したものの、悲しいかな、なんのことやらさっぱりわからん・・・という経験をした人は私だけではないでしょう。
生命科学の隆盛と共に、各分野の専門化と細分化が進み、なにかとマニアックな発表が幅をきかせる時代。生命の本質を問うために生き物や細胞と付き合っていたつもりが、いつのまにやら「ビジネス的」な空気に翻弄されている感もあります。このような時代において、今回の合同大会では、発生生物学者と細胞生物学者はお互い理解し合えるはずという信念の元に、「生命科学のおもしろさを問う」企画に挑戦しました。
JSDB-JSCB合同大会は、当時の学会長竹市雅俊先生(JSDB)と廣川信隆先生(JSCB)による発案のもと、2002年に始まりました。以来5年ごとに開催されており、今回が3回目です。前回までは2名の大会長が、それぞれの学会を代表する立場で企画されましたが、今回の大会長は1人であり、合同大会のコンセプトを明確に打ち出すことが求められています。
今大会では、「合同大会でなければ出来ないこと」を最優先に考えました。結果、“コテコテ”の発生生物学と細胞生物学をランダムに組合せ、会場にいる聴衆はそのどちらも聞かざるを得ない状況をセットアップしました。発表者の方々は(ポスター発表も含めて)、自分の研究を「喋ってナンボ」でなく、「相手にわかってもらってナンボ」ですので、よろしくお願いします。
この合同大会が、皆様に新しいアイデアをひらめかせ、新たな研究の発展に繋がるきっかけになれば、大会長として大きな喜びです。


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Update 2011.11.04