夏季シンポジウム2017 参加報告書 宇佐美文子(基生研)

CONFERENCE REPORTS

夏季シンポジウム2017 参加報告書 宇佐美文子(基生研)

夏季シンポジウム2017 参加報告書 宇佐美文子(基生研)

基礎生物学研究所
宇佐美文子

今年、夏季シンポジウムに初めて参加し、学会とは違った雰囲気に驚きました。参加者は学生と教授がほぼ同数で、会場も人数に合ったサイズで学生と先生方の距離が非常に近かったです。そのためか、普段の学会よりも密な議論が学生間でも、学生と教授の間でも行われていたように思います。

他の学生の発表を聞き、研究の幅を感じたとともに、彼らの研究のクオリティ、発表のクオリティに驚き、自分ももっと頑張らなければと思いました。最近、友人のほとんどがアカデミックの世界を諦め、企業へ就職することを決めており、私は「アカデミックの世界に残りたい」という気持ちと、「本当にやっていけるのか」という不安を抱いていました。ですが、今回の夏季シンポジウムで、私と同じように高校の時に「研究者になりたい」と思ってここまで来たという子にも出会い、意見交換できたことで気持ち的に大きく前に進めました。そして、これまでの自分を振り返り、初めて発生生物学を学んだ時のわくわく感を思い出し、自分はまだ研究者になることを諦めるほど努力していないということにも気づきました。これは、この会で得た最大の収穫であったと思います。

また、年齢が違っていても言いたいことを言い合う先生方の仲の良さを間近に感じ、その関係を羨ましく思いました。厳しい世界をともに生き抜いて来た仲間だからこその関係であると思います。私もそういう仲間を作っていきたい、いつか先生方の輪にも入れたらいいなと強く思います。

来年の発生学会で、今回出会えた仲間と再び会えるように、成長した姿が見せられるように頑張ろうと思います。

最後に、この会を主催していただいた黒川先生、アドバイザーの先生方、三崎臨海実験所の皆さま、陰ながらいつも支えてくださる桃津さん、日本発生生物学会の皆さまに心より御礼申し上げます。ありがとうございました。