ISDB 2013 参加報告書 茂木淳(東北大学)

CONFERENCE REPORTS

ISDB 2013 参加報告書 茂木淳(東北大学)

ISDB 2013 参加報告書 茂木淳(東北大学)

東北大学農学研究科修士2年
茂木 淳

私は東北大学農学部海洋生物科学科に所属し、ヒラメに備わっている概日リズムの形成機構について研究しています。そのため、発生生物学会では普段では聞けない、様々な生物の発生に関する研究を聞くことができ、新鮮な気持ちで学会を通して勉強することができました。各生物でのTALENやCrispr/cas9を用いた遺伝子ノックアウトの研究は初めて目にするものが多く、衝撃を受けました。異なる種間での発生のメカニズムには相違点、類似点がそれぞれあります。まだ勉強不足な私にとって、それらの知見を多く知ることで、点と点を線で繋ぐように、発生学の全体像を少し垣間見えるような気がしました。また自身のポスターのディスカッションでも、国内外の多くの研究者の方に話を聞いていただき、貴重な意見をいただくことができました。特に予想していたよりも多くの海外の方に興味を持っていただけたことが嬉しかったです。しかし私の英語力の低さから、質問に対して十分に解答、議論することができなかったことが心残りで、やはり英語をもっと勉強しようと切実に思いました。また若手の研究者と交流し、意見交換をすることができたことは良い体験になったと思います。

以上のことから、今大会への参加は私のような院生にとっても今後の研究につながる貴重な機会になりました。最後に、このたびの学会参加に際して東北復興として旅費を支援して下さったこと、大変感謝しています。私の住む仙台も地震により特に海沿いは大きな被害を受けました。多くの研究者がそれぞれの関わり方で、東北の復興に向けて活動しています。私自身も、微力であっても自身のできることを考えて、被災地と末長く関わり続けていきたいです。